ひぐらしのなく頃に業 原作準拠で考察 鬼騙し編その1
鬼騙し編その4まで試聴した上での考察です。
「基本は原作”解”までと同じ世界で、梨花が舞台を全て知っていることだけが異なる」という前提で疑問や考察をまとめてみました。
物語の時系列順にイベントを並べ、気になった描写にコメントを入れてあります。
6/10(金) 物語冒頭
料理をするレナ
- 自宅でのレナにしては珍しく上機嫌。少なくともリナは現れていなさそうに見える。
- 「リナのおかげで父親が立ち直ったため」とも捉えられる?
- 初登場シーンのため深く考えない方が良いかもしれない。
カレンダーを見つめる梨花
- フレデリカが入った状態を示す描写。この日に目を覚ましたと読み取るのが自然だろうか。
6/12(日)
古手神社でみんなでお弁当
- 日常パート。原作準拠で特に気になる描写もない。
圭一とレナ、ゴミ山に寄り道
圭一、富竹と遭遇
- 富竹は普段通りの様子。梨花から何も打ち明けられていない?
レナ「知らない」
- 圭一から事件がなかったか聞かれたレナが別人のような回答をするシーン。
- 素直に読めば圭一の疑心暗鬼の演出だろう。
6/13(月)
部活で宝探し
- 特に気になる点はないが『鬼隠し編』とは違うゲーム。
- 原作では部活の内容はその後の展開を暗示することもあった。
部活終了後ボーッとするレナ
- この後レナは保健室に寄って帰った。
- 原作罪滅し編ではリナ&鉄平の殺害後に同じような状態になっており、もし今作でもリナを殺害したのならこの前日の可能性がある。
- 物語開始以前を除けば、梨花がレナの症状に気付けるのはこのタイミングだろうか。
魅音「なかった」
- 帰り道、圭一にダム建設現場での事件について聞かれた魅音の返答。
- 前出の「知らない」と同様の演出であり、相手の目が写っていないこの描写は圭一の疑心暗鬼を表す表現と思えば良さそう。
6/14(火)
雨
6/15(水)
圭一、ゴミ山でレナを見つけ声をかける
- 「見られたらまずいところを見られた」と言わんばかりの背中。『罪滅し編』が思い出させる。
- レナは殺害現場の後処理をしていた?
- 始めは圭一を訝しむが、ケンタくん人形の件と分かるとその後のレナの様子は普通そう。
ケンタくん人形に苦戦する圭一を見てお茶を取りに行くレナ
- 「絶対そこにいてね」と念を押しており、辺りを探られたくない様子。
レナ、雑誌を漁る圭一を見つめる
- 自分の殺人に繋がる何かを圭一が見つけたと認識した?
- 『鬼隠し編』を参考にするとこの鉈はケンタくんを発掘するためのものだが、レナが既に殺人を犯していたとすると圭一の殺害も視野に入れていたかもしれない。
その様子を見つめる梨花
- 梨花はレナの様子を気にしてやって来た?
- 目が赤いのは単なる次回への引きの演出?
まとめ
レナは6/12にリナを殺害したと仮定すると概ね説明できるが、その場合物語開始時点では既にレナ父はリナと深い関係にあるはずであり、冒頭の料理シーンに違和感がある。
またラストの梨花の描写は第1話の最大の謎であり、別の記事で考察したい。