ひぐらしのなく頃に業 原作準拠で考察 鬼騙し編その3
6/19(日) 綿流し当日
梨花の演舞の続き
- 映像が凄くよく作られていてファンとしてはとても嬉しい
圭一、富竹&鷹野を目撃
- シリアスな様子は全くない。富竹は何も知らない?
圭一を監視するレナ
- みんなを呼びに行ったと見せかけて、圭一がおかしな行動をしないか監視していた?
- 単なるホラー的な描写とも考えられる
6/20(月)
圭一を呼び出す大石
- オヤシロ様の祟りの説明など原作準拠
- 圭一をスパイとして使おうとしている
鷹野、富竹が行方不明
- 富竹が死亡でなく失踪。従来の話と比べてここが1番の違いであり、恐らく梨花の行動によって起こった変化。
- 鷹野の車・富竹の自転車が祭りの会場に放置されており、ここも通常の鷹野の計画と異なる
- 仮に鷹野の暴走が続いていれば富竹の死は絶対であるため、富竹が説得して保護されたか身を隠していると考えられるだろうか
- 実際鷹野は仮に暴走しなくてもそのままでは野村に消されるため、それを防ぐために匿うのはあり得る話だろう
部活
圭一、大石とエンジェルモート
- 鬼隠しの説明
- 「(みんなは)なんで話してくれなかったんだ」と言う圭一に、大石は「心配させたくなかった、あるいは怖がらせたくなかった」と諭す
- 何故スパイの圭一にそんなことを?通常の大石なら猜疑心を煽る言い方をしそう
6/21(火)
描写なし。
6/22(水) 帰宅中
圭一、レナと帰宅
- 『鬼隠し編』準拠と見せかけていくつかが異なる。
「ゴミの山でこっそり何か隠したよね」
- レナからの単なる隠し事の指摘に見せかけて、「実はレナはリナ殺しに関する何かを圭一が手に入れたと思い込んでいる」というミスリードで間違いないと思う
「レナは正しい努力をしたんだよ」「すごいすごい頑張り物語だったよ」
- 『罪滅し編』のセリフ
- リナ殺しの事と考えて間違いなさそう
圭一に問い詰められた結果、レナは自分の隠し事「=リナ殺し」がバレていると言う疑心暗鬼を加速させる
6/22(水) 帰宅後
大石から圭一へ電話
- 電話中にレナが家に来たが、圭一に会わずに帰る
- 恐らく「圭一が知っている自分に関する何か」を確かめるための訪問で、結果として大石との会話を聞く事で疑念が確証になった
- 『鬼隠し編』では不正解だった圭一の疑心暗鬼が今回は正解と言う構造で、視聴者の認識を逆手に取っていてとても上手いと思う
おまけ
OP/EDで気になったシーン。
- 拳銃&スタンガンと凄くかっこいい雰囲気だが、魅音のあれはモデルガンだと思うと少しシュール
- 祭具殿のオヤシロ様
- 原作では昔沙都子が腕を折ったという覚えがあるが、修復されたのか健在
- 祭具殿へ逃げ込んだ?梨花の瞳に映る手
- 羽生だろうか?
- 何かの破片?
- 「これ重要だよ!」と言わんばかりの描写だったのできっと本編で登場するはず。
- EDの園崎家。めっちゃかっこいい。
旧アニメ皆殺し編の園崎家と比べると雲泥の差では
ひぐらしのなく頃に業 原作準拠で考察 鬼騙し編その2
鬼騙し編その4まで試聴した上での考察です。
「基本は原作”解”までと同じ世界で、梨花が舞台を全て知っていることだけが異なる」という前提で疑問や考察をまとめてみました。
物語の時系列順にイベントを並べ、気になった描写にコメントを入れてあります。
カケラの世界
目を覚ます梨花
- 二人の会話から推察すると『祭囃し編』から続く世界?
- 『賽殺し編』の後であれば恐らく梨花は死をそのまま受け入れるため、「絶対の取り戻す。私たちの勝ち取ったあの未来を」という姿勢にはならないだろう
- ただしそれを聞いた羽生は少し驚いたような反応をしているため無いとは言い切れないか
- また未来を取り戻すと意気込む割に、梨花は『祭囃し編』で学んだ勝利条件である「全員で力を合わせて奇跡を起こす」という行動に出ておらず謎が残るため、この2作とは切り離して考えた方が良いかも知れない
6/15(水)
レナ、圭一に後ろから鉈を振り上げる
- 『鬼隠し編』では単なる圭一の疑心暗鬼だったが、圭一が気づいていない場面でのこの描写は「事実」と受け止めるのが自然
- つまり「何かを知られてしまったかもしれない」だけの圭一を突発的に殺害しようとしており、圭一が振り返っただけで諦めるなどレナにしては珍しく場当たり的
- さらにその後は普通の反応で喜んでおり、レナとは言え殺そうとした相手に対する会話と思うと不自然に思える
6/16(木)
部活
- 内容は『鬼隠し編』と同様ゾンビ鬼
- 日常パートとして特に気になる描写もなく、レナや梨花も普段通りの様子
- 『罪滅し編』ではリナ殺害後のレナは部活に参加できなかったはず
- 前日の帰宅後に梨花から何か諭された可能性もある
部活が終わりシーンが切り替わる
- なぜか学校のグラウンドでなく古手神社が映されている
- この日古手神社で何かがあった描写?『祭囃し編』では富竹、入江、大石、赤坂が一同に介するイベントがあった
- 梨花の話を受けた富竹入江が密会という状況はあり得るかも知れない
レナ、放課後に圭一をケンタ発掘に誘う
- ゴミ山で今度こそ殺すため?
- 梨花に諭された結果、普通の日常に戻るためというのも考えられる
レナ「大丈夫」
- 圭一の「重いだろ?俺が持とうか?」に対する返答
- 圭一視点のため信用はできないが、レナは武器を自分で持っていたかったようにも思える
ゴミ山でケンタくん発掘開始
圭一「今日で決めるぞ!」レナ「うん!」
- レナは普通に楽しそうに見えるが、深読みするとレナは「今日こそ殺す」と言っているようにも…
圭一、記憶のカケラを思い出す
- 『罪滅し編』を想起させる描写だが、後の展開にも影響してこないため、初見向けに「圭一はこんな未来に到る可能性がある」ことを伝えるための演出だと個人的には感じる
ケンタくん発掘完了
- 普通に喜ぶレナ
- 鉈も終始圭一に任せており、ここで圭一を殺そうとしていたとは思えない
急に虚になるレナ
- 圭一の「どうやって運ぶか考えないとな」を聞いて
- これまでの演出を踏まえると、圭一の症状でなくレナの症状の描写と捉えるのが自然?
- 圭一を殺した後に使うはずだった道具を思い出し、症状に抗っている状態と考えれば説明はつきそう
準備していたかのようなブルーシットや縄
- リナ殺しの残りとは考えづらく、圭一の死体のために用意していたと考えられる
6/17(金)
レナの家へ行ったことを話す圭一
- 庭にガラクタがあったと話しており、リナに捨てられていないことが分かる
- 実はリナはレナ父に美人局を行っていなかった?
- そうだとするとレナはなぜ発症した?
帰り道に富竹と遭遇
- 富竹はやはり普通通りの様子。まだ梨花からは伝えられていない?
圭一、富竹を「探偵やスパイみたい」と表現
- それを聞いたレナが何故か圭一を見つめる
- リナ殺しを隠しているため、探偵という言葉に反応している?
6/19(日) 綿流し当日
富竹と遭遇
- 富竹はやはり普通の様子でカメラも持っている。
「演舞を撮影するつもりだったが約束が入った」
- 通常だと祭具殿へ侵入するが、どうやら違う様子
- そんな富竹の頭を撫でる梨花。何を慰めている?
- そんな梨花に「ありがとう梨花ちゃん」と答える富竹
- これから鷹野を捕まえる富竹の心情を気遣って、というのはあり得るが、富竹からは危機感は感じられない
- すでに問題は全て解決されていて、残りは鷹野だけという状況ならあり得る?
富竹「待たせたね」
- なぜか祭具殿でなく川のほとり
- 鷹野にとって祭具殿進入より大事な何かのため?
- 神社への階段はそれなりに長く、これから境内まで行くとは考えづらい
- そもそもどちらが呼び出した?
まとめ
レナの行動はブレがある印象で、日常に戻りたい思いと疑心暗鬼で揺れているように感じられる。
結局、綿流しまで梨花は何をしていたのだろう?
ひぐらしのなく頃に業 原作準拠で考察 鬼騙し編その1
鬼騙し編その4まで試聴した上での考察です。
「基本は原作”解”までと同じ世界で、梨花が舞台を全て知っていることだけが異なる」という前提で疑問や考察をまとめてみました。
物語の時系列順にイベントを並べ、気になった描写にコメントを入れてあります。
6/10(金) 物語冒頭
料理をするレナ
- 自宅でのレナにしては珍しく上機嫌。少なくともリナは現れていなさそうに見える。
- 「リナのおかげで父親が立ち直ったため」とも捉えられる?
- 初登場シーンのため深く考えない方が良いかもしれない。
カレンダーを見つめる梨花
- フレデリカが入った状態を示す描写。この日に目を覚ましたと読み取るのが自然だろうか。
6/12(日)
古手神社でみんなでお弁当
- 日常パート。原作準拠で特に気になる描写もない。
圭一とレナ、ゴミ山に寄り道
圭一、富竹と遭遇
- 富竹は普段通りの様子。梨花から何も打ち明けられていない?
レナ「知らない」
- 圭一から事件がなかったか聞かれたレナが別人のような回答をするシーン。
- 素直に読めば圭一の疑心暗鬼の演出だろう。
6/13(月)
部活で宝探し
- 特に気になる点はないが『鬼隠し編』とは違うゲーム。
- 原作では部活の内容はその後の展開を暗示することもあった。
部活終了後ボーッとするレナ
- この後レナは保健室に寄って帰った。
- 原作罪滅し編ではリナ&鉄平の殺害後に同じような状態になっており、もし今作でもリナを殺害したのならこの前日の可能性がある。
- 物語開始以前を除けば、梨花がレナの症状に気付けるのはこのタイミングだろうか。
魅音「なかった」
- 帰り道、圭一にダム建設現場での事件について聞かれた魅音の返答。
- 前出の「知らない」と同様の演出であり、相手の目が写っていないこの描写は圭一の疑心暗鬼を表す表現と思えば良さそう。
6/14(火)
雨
6/15(水)
圭一、ゴミ山でレナを見つけ声をかける
- 「見られたらまずいところを見られた」と言わんばかりの背中。『罪滅し編』が思い出させる。
- レナは殺害現場の後処理をしていた?
- 始めは圭一を訝しむが、ケンタくん人形の件と分かるとその後のレナの様子は普通そう。
ケンタくん人形に苦戦する圭一を見てお茶を取りに行くレナ
- 「絶対そこにいてね」と念を押しており、辺りを探られたくない様子。
レナ、雑誌を漁る圭一を見つめる
- 自分の殺人に繋がる何かを圭一が見つけたと認識した?
- 『鬼隠し編』を参考にするとこの鉈はケンタくんを発掘するためのものだが、レナが既に殺人を犯していたとすると圭一の殺害も視野に入れていたかもしれない。
その様子を見つめる梨花
- 梨花はレナの様子を気にしてやって来た?
- 目が赤いのは単なる次回への引きの演出?
まとめ
レナは6/12にリナを殺害したと仮定すると概ね説明できるが、その場合物語開始時点では既にレナ父はリナと深い関係にあるはずであり、冒頭の料理シーンに違和感がある。
またラストの梨花の描写は第1話の最大の謎であり、別の記事で考察したい。